私の風景画は富山県の風景など西田律子の油絵を展示しています。

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秋の神通川下流周辺

立山連峰は数日前初冠雪があり、神通川下流左岸の有沢橋付近からは雪化粧した立山連峰が美しく見えました。ゆったりと神通川が流れ、河川敷は緑の草木に覆われていました、。新田次郎氏の小説「神通川」の冒頭には次のように書かれています。「爆撃により廃墟と化した富山市内を歩いて有沢橋の畔に立った。川に下りて水を掬って飲み干し、『いかなる河川も、その美しさにおいて故郷の神通川に及ぶものはなかった』と心の中でつぶやいた」と。私は神通川周辺の風景が好きで、周辺の風景を何度も描きました。

1999年頃 油彩 40.9×31.8㎝ F6