私の風景画は富山県の風景など西田律子の油絵を展示しています。

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神通川下流、有沢橋

富山市の神通川下流の有沢橋は私の家から歩いて15分ほどの所にあります。新田次郎の小説「神通川」の冒頭に「神通川と有沢橋」が出てきます。「ビルマ戦線から帰還した婦中町(現富山市)の医師熊野正澄(萩野昇)が爆撃により廃墟と化した富山市内を歩いてこの橋の畔に立ちます。川に下りて水を掬って飲み干し、『いかなる河川も、その美しさにおいて故郷の神通川に及ぶものはなかった』と心の中でつぶやく」と書かれています。私も神通川は美しい川と思い、何度も神通川周辺の絵を描きました。

2019年  油彩 45.5×37.9cm  F8